【カスタム】PD-A530のグリスアップでフル回転

ESCAPE AIRに装着しているPD-A530のビンディングペダルですが

手で回してみると1回転ほどしか回ってくれません

元からこうだったか？分かりませんがグリスアップをしてみることにしました

 

PD-A530の分解にはTL-PD40という工具が必要になります

 

ペダルの付け根の黒い樹脂部分にPD40を装着

反対側は大きなモンキーにて掴んで回すとあっさりと回ります

 

分解すると、まだまだグリスたっぷりの軸が見えました

グリスがたっぷりなのに回転が悪いという事は締め付けすぎ？？

ベアリング部分に何か噛んでいるのか？？とネット検索すると

あれま～結構な方が分解、グリスアップをしているんですね～

 

この先端の２つのナットでベアリングを締め付けているのですが

このボルトの調整加減で回転が良くなるようです

 

せっかくなので全部ばらしてデュラエースグリスでグリスアップをします

 

構造は把握すると結構簡単なので写真をご参考にしてください

ベアリングは上12個、下12個、無くさないように作業します

 

フィルタークリーナで洗浄した後にブレーキパーツクリーナーで更に清掃

その後に組み立てていき、丁寧にベアリングをはめていきます

これぐらいグリスを塗っておけば大丈夫でしょう

最後の2つのナットの調整ですが1つ目の大きい方のナットを手で閉めて

ベアリングに当たるまで締めます

次に先端側の小さなナットを工具で締めていきます

1つ目にキュッと締まった所で、この一つ目のナットを緩む側(2つ目のナット側)に

外すように締めます。 2つのナットがそれぞれにキュッとなるぐらいに締めると

固く締まりますので、この状態でペダルを仮装着して回転を見ます

まだ回転が足らない様でしたら、先ほどの1つ目のナットを更に先端側に緩めて

2つ目のナットに当てていきベアリング部分を遊ばせて調整すれば結構素早く

調整が可能だと思います

 

結果は大満足で手で回すと5回転ぐらいクルクルクルクル～ペロンっとなりました

しかもこの状態で常に止まってくれますのでビンディングがしやすくなりました

調整に1時間ほど掛かりましたが大満足の結果です

純正状態では強く締まりすぎているようですので

自分で調整すれば1ランク上のペダルのようになりそうです